2016年10月9日日曜日

新米を炊き込みご飯でたらふく!東京都内の絶品土鍋ごはん

今年も新米の季節が来たー!日本人の心を揺さぶる、もちもちした食感に甘みを含む香り、噛んで広がる旨味。日本人ならではのご馳走だ! 

そしてその味は、旬の食材と炊き込みご飯にすることでより魅力が増すというもの。この秋に食べるべき絶品炊き込みごはんのある名店をご紹介!

サンマの炊き込みごはん ¥4,500 サンマの炊き込みごはん。まるまる3尾、大振りの土鍋で炊き込んだ定番のひと品。個性的な旨味と香りを持つシイタケとゴボウが好相性。三位一体の滋味が満載

サンマと新米は最強のタッグ!『さかなや富ちゃん 麻布十番店』
店内には大きな生けすが3つ。旨い魚で評判の名店だ。 

定番料理は数あれど、この時期、是が非でも食べておきたいのが「サンマの炊き込みごはん」。 

脂ののったサンマは半日薄塩を当てて、余分な水分を抜いて旨味を凝縮するのが美味しさの秘訣だ。 

頭とワタを取ってから色よく、香ばしく焼き上げて、30分の蒸らしの際に土鍋に投入する。

身をほぐしてごはんに混ぜ込んでから味わう。香り高い三つ葉が美味しさをいっそう引き立てる

ごはんにはシイタケとゴボウも混ぜ込み、海のもの、山のもの、野のものを合わせるのが富ちゃん流。 

湯気と素材の香りが充満し、サンマの身をほぐして味わえば、しみじみとした美味しさに浸れること請け合い。 

秋の味覚の代表、サンマと新米の組み合わせは、間違いない美味しさだ。

牡蠣の炊き込みごはん おまかせコース¥8,800より 旨味がたっぷりの牡蠣をふんだんに使用。同店の場合、最初から牡蠣を加えて同時に炊き上げる。よって極めて濃厚な味わいが楽しめる

ミシュラン和食人はごはんも究極!『和の食 いがらし』
店主の五十嵐明良氏は、和食を代表する炊き込みごはんの達人と断定したい。 

こだわりの最たるは、米。隅田屋の古式精米製法による新潟県産コシヒカリは、7回に分けて精米したもの。 

ゆっくりと熱を加えずに磨き、表面の薄皮1枚残すことで「噛みしめたくなるお米です。食感はもちもちとして甘味が強い」という。

隅田屋の古式精米製法で研いた米を使用。作柄によって銘柄やブレンドが異なるそう

2時間しっかり浸水させた上、益子焼の土鍋を温めておくのも「火の通りを早くする」ゆえ。 

合わせる出汁は、甘味のあるまぐろ節を選ぶ。あとは身がふっくらした旬の牡蠣を加えて炊き上げるのみ。 

かくして登場する炊き込みごはん。噛むほどに旨味が倍増し、余韻も長い。至福とはこのことだ。
店主の五十嵐明良氏。料理はもとより、〆の炊き込みごはんは人気が高く、予約の段階からリクエストするお客も多い
アットホームで落ち着いた店内

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