2016年8月25日木曜日

【10年後に東京で最も風景が変わる街】

平成27年1月、JR「渋谷」駅の東口に立つと、以前はそこにはあったはずの大きな建物が取り壊され、工事現場では大型の建設機械が動き回っています。世界的大都市の中でも東京は建物のスクラップ&ビルドのサイクルが早いのが特徴だと言われますが、オリンピック開催が決定し、そのサイクルが一層早まったようにも感じます。 その東京の中でも今後10年で街の風景が最も大きく変わるのはおそらく渋谷の街かもしれません。時代時代でずっと変化してきた渋谷。
今回はこの渋谷の次世代へ向けた再開発を取り上げます。

「若者の街」からの脱却、次世代産業の中心地となるべく大改造中

谷は1970年代からずっと若者文化の中心地であり続けました。1980年代は「西武vs東急」という図式で、次々と開発が進みます。街が周辺に拡がり、その拡がったエリアの裏通りでは、安い賃料で借りられる小さなビルに10代20代向けのお店が集まりだしました。ここから1990年代にはファッションや音楽などサブカル分野で「渋谷系」と呼ばれる若者文化が花開くことになります。
ただ、低年齢化が進んだことで、「渋谷は大人にとって魅力が薄い街」とみられ、2000年以降は「渋谷の斜陽化」とメディアに取り上げられることも増えました。

しかし2010年代に入り渋谷は再び変化の時を迎えています。IT企業の集積、ファッション業界の中心地、外国人居住といった渋谷および周辺エリアの特性を背景にして、クリエイティブ・コンテンツ産業の活性化と観光都市化が目標として掲げられています。交通インフラの整備を中核として、大規模でかつ総合的な開発が目白押しです。

「渋谷」駅周辺で進む再開発マップ
「渋谷」駅周辺で進む再開発マップ

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