(公財)東日本不動産流通機構は10日、2017年10月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
同月の首都圏中古(既存)マンション成約件数は3,103件(前年同月比7.1%増)と再び減少した。都県別では、東京都1,586件(同5.8%減)、埼玉県345件(同15.9%減)、千葉県410件(同4.6%増)、神奈川県762件(同10.8%減)と千葉県を除き前年を下回った。
1平方メートル当たりの平均成約単価は50万1,600円(同3.3%上昇)、平均成約価格は3,209万円(同2.3%上昇)と、共に13年1月以来58ヵ月連続上昇となった。新規登録件数は1万7,391件(同0.5%増)と2ヵ月連続で前年同月を上回った。在庫件数は4万4,619件(同4.2%増)となり、15年6月以来29ヵ月連続で増加している。
既存戸建ての成約件数は1,086件(同5.6%減)。平均成約価格は3,105万円(同1.5%上昇)となった。
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