2016年8月24日水曜日

【50年、100年に一度の再開発 渋谷大改造の全貌 】

「50年や100年に一度」といわれる規模で進む東京・渋谷駅周辺の再開発。シンボルとなる最も高い「渋谷駅街区東棟」の工事がいよいよ本格化する。2014年7月31日に起工式が開かれた。東急東横線の地上線路跡地で進む再開発も含め、渋谷大改造の全貌を詳報する。



 渋谷駅街区東棟は地下7階、地上46階建てで高さは228.3m。2012年4月に開業した「渋谷ヒカリエ」の高さ182.5mよりも45mほど上回る。





東棟は商業施設やオフィスが入る超高層複合ビルとなる。図は、北側から見た東棟の完成予想図。左端は2012年4月に開業した「渋谷ヒカリエ」(資料:東急電鉄)







[左]現在の渋谷駅東口を北側から見る。左端は「渋谷ヒカリエ」(写真:ケンプラッツ)
[右]東棟の完成予想図を重ねる。東棟はヒカリエよりも45mほど高くなる(資料:東急電鉄の資料を基にケンプラッツが作成)


 東棟の14階までの低層部は延べ面積3万m2(平方メートル)の大規模商業施設、15階にコンテンツ産業などの情報交換を促す「交流施設」を挟み、16階から上の高層部はオフィスが入居する。オフィスの賃貸面積は計7万m2で、渋谷駅周辺では最大規模になる。


0 件のコメント:

コメントを投稿