2017年2月14日火曜日

首都圏マンション市場低迷、1月の契約率は61%/不経研調査

(株)不動産経済研究所は14日、2017年1月の首都圏マンション市場動向を発表した。

 同月の発売は1,384戸(前年同月比7.4%減)。月間契約率は61.6%(同3.0ポイントアップ)と、16年11月以来の60%台に落ち込んだ。1戸当たりの平均価格は6,911万円(同24.1%上昇)、1平方メートル当たりの平均単価は97万6,000円(同25.0%上昇)と、いずれも大きく上昇した。

 即日完売物件は「パークコート一番町」1期1次(東京都千代田区、36戸、平均1.5倍、最高11倍)など3物件60戸。20階以上の超高層物件は9物件167戸(同122.7%増)、契約率は77.8%(同45.8ポイント上昇)。月末時点の販売在庫数は6,842戸で、前月末に比べて318戸減少した。

 なお、2月については2,500戸の発売を見込んでいる。

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