2017年10月31日火曜日

3メガが大規模リストラへ 3万2000人削減 三菱UFJは店舗2割統廃合も

マイナス金利の長期化などで金融機関の経営環境が厳しくなる中、3大金融グループが大規模なリストラに動き始めた。最新のデジタル技術を使い単純業務の自動化を進め、店舗や人員を大幅に削減する。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、みずほフィナンシャルグループそして三井住友フィナンシャルグループの3メガバンクは今後、単純合計で3万2500人分の業務量を減らすことになる。

 三菱UFJFG傘下の三菱東京UFJ銀行は、国内約480店舗のうち1、2割を統廃合する方向で検討に入った。金利情勢に加え人口が減少していることを受け、費用構造を大幅に見直し収益力を高める。

 三菱UFJは、策定中の2018年度からの中期経営計画で、収益強化の具体策を打ち出す。「旧来型の改善の積み重ねでは対応できない」(三毛兼承頭取)として、デジタル技術を活用した無人店なども検討していく。ATM(現金自動預払機)の利用率に変化はないものの、5年前に比べ、銀行窓口を訪れる顧客数が減少する一方で、携帯やパソコンを使ったモバイル、インターネットバンキングは4割も伸びている。こうした中、単純な事務作業を削減し、代わりに信託や運用といった高度なサービスに対応できる店舗に切り替える。デジタル技術の駆使などで9500人分の業務量を減らす方針だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿