2017年10月19日木曜日

新宿御苑隣接のマンションが竣工/地所レジ

三菱地所レジデンス(株)が開発を進めてきた分譲マンション「ザ・パークハウス 新宿御苑」(東京都新宿区、総戸数52戸)が竣工。16日、報道陣に公開された。
 同物件は、東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅徒歩1分に立地する、地上14階建てのマンション。建設地は、2013年12月に取得したビル2棟の敷地をまとめたもので、約530平方メートル。駅徒歩1分ながら、新宿通りから通り一つ奥まった場所で、南前面を「新宿御苑」に接する。
 新宿御苑の眺望を最大限に生かすべく、「新宿御苑を取り込み、感じる、溶け込む」をコンセプトにデザイン。御苑、街路樹、敷地内植樹で連続した借景を演出。周囲の景観に配慮するため、南面をFIXガラスによる全面窓としている。住戸は、2LDK、3LDK、専有面積55平方メートル、75平方メートル、80平方メートル、100平方メートルの4タイプで、1フロア4戸構成。南面は多家族向けの80平方メートル、100平方メートルとし、50平方メートル、75平方メートル住戸を北西側に設けた。屋上には、御苑を望むテラスも設けた。
 販売は16年4月から開始。5月には1期47戸を最高8倍平均2.1倍で即日完売するなど、同年7月までに販売は終了。1期の販売価格は6,400万~2億6,900万円。坪単価は570万円。1億円超の住戸中心となった南面は、御苑の眺望がセールスポイントに、コンパクト住戸中心の北面は、駅近の利便性で訴求した。ほとんどが実需ユーザーだった。

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