森ビル(株)は9日、同社初の東南アジアにおける開発事業として、インドネシアの首都・ジャカルタ市で進めている「ジャカルタ・オフィスタワープロジェクト(仮称)」の計画内容を発表した。
敷地面積8,484平方メートル、延床面積約19万平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄骨造地上59階地下4階建て(高さ約266m)の大規模オフィスタワー。市内最大のビジネス街において超高層ビルが集積する目抜き通り沿いに位置する。
ジャカルタ最高水準のプレミアムグレードの施設を計画しており、高品質なオフィスと飲食施設等で構成。優れたセキュリティシステムと環境性能を備える。意匠デザインには、六本木ヒルズ森タワーや上海環球金融中心も手掛けたニューヨークの設計事務所・コーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツを起用。ジャカルタのランドマークとなることを目指す。すでに着工しており、清水建設(株)と現地企業とのジョイントオペレーションによる設計施工のもとで進めている。
2016年5月にシンガポールに現地法人を設立して以来、東南アジア諸都市を中心に、新たなビジネスチャンスを模索してきた。今回はその初弾プロジェクトに当たる。
竣工は21年を予定。
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