(株)西武プロパティーズは18日、運営する複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」(東京都千代田区)がBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の評価で最高ランクの「★★★★★(5つ星)」を取得したと発表した。
BELSは、国土交通省が評価基準を定めた非住宅建築物の省エネルギー性能を評価する公的制度。省エネ法に基づく一次エネルギー消費量を基に、省エネルギー性能ラベリングを★~★★★★★までの5段階で表示する。
同施設は、「紀尾井タワー」(オフィス、ホテル棟)、「紀尾井レジデンス」(住宅棟)、旧李王家東京邸を保存・復原した「赤坂プリンスクラシックハウス」(結婚式場)で構成する大型複合施設。今回評価対象となった「紀尾井タワー」はホテルを有する国内の大規模複合ビルとしては国内初の5つ星評価物件となる。
ガスを駆動源とした発電機で発電しながら、廃熱を活用して給湯や冷暖房に利用する「コージェネレーションシステム」をはじめ、大規模な水蓄熱槽による負荷平準化など、多くの省エネルギーシステムを採用するなど、施設全体でさまざまな熱源を効率的かつ有効的に活用している点が評価された。
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