2017年10月26日木曜日

反応 野村不のホテル初弾、18年秋に上野で開業

野村不動産(株)と野村不動産ホテルズ(株)は24日、同社グループが開発・サービス提供を行なう新ホテルブランドを「NOHGA HOTEL(ノーガホテル)」とし、その初弾ホテルを上野で開業すると発表した。
 ブランド名である「NOHGA」の由来は、「NOMURA」の「NO」と、思いがけない幸せを意味する言葉である「冥加(みょうが)」を掛け合わせた言葉で、「野村が生み出す、思いがけない経験」の意味を込めた。ホテル宿泊者のニーズが多様化していることから、“地域との深いつながりから生まれる素敵な経験”をコンセプトとする。
  第1弾となる「NOHGA HOTEL 上野」(東京都台東区、客室数130室)は、JR「上野」駅徒歩5分、東京メトロ銀座線、日比谷線「上野」駅徒歩3分に位置。敷地面積966.57平方メートル、鉄骨造10階建て。客室は18~35平方メートルのダブル・ツインを中心に構成。60平方メートルのスイートルームも用意する。
 日本初の黒の江戸切り子を開発した木本硝子(株)や洗練された家紋をデザインする(株)京源、上野に拠点を置くインテリア雑貨店(株)Syuroなどと連携し、ホテル内のデザイン・備品として導入していく計画。 また周辺地域の職人やデザイナー・クリエイター、シェフ、ソムリエなどを招いてのイベントやワークショップをホテル内で開催、この地ならではの体験を提供していく。
  開業は2018年秋の予定。
  説明にあたった野村不動産ホテルズ代表取締役社長の塚崎敏英氏は、ノーガホテルの展開について「観光客のニーズがモノ消費からコト消費にシフトしている中で、ディープな体験を求める人が増えている。『上野』では、地域とのつながりを強めながらサービスを提供し、このまちを好きになってもらいそしてまたきてもらうことを通じて、このまちににぎわいを創出していきたい」と述べた。
 また今後のホテル事業の展開については、野村不動産の拠点を置く東京・名古屋・大阪を中心に進め、独自ブランドの「NOHGA HOTEL」と、グローバルブランドホテルとの提携出店の2通りで展開していく計画。

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