三井不動産(株)は1日、米国子会社「Mitsui Fudosan America, Inc.(三井不動産アメリカ、代表者:John Westerfield)」を通じて、ニューヨークマンハッタンのオフィスビル「(仮称)50ハドソンヤード」の開発計画へ参画すると発表した。
同事業は、マンハッタン過去最大の大規模複合開発「ハドソンヤード」におけるオフィスビル開発で、マンハッタンにおける単体オフィスビルとして最大級の規模となる。地上58階地下3階建て、敷地面積約6,400平方メートル、延床面積約26万平方メートル。総事業費は4,000億円超。同社の事業シェアは9割。竣工は2022年の予定。
地下鉄最寄り駅に直結。緑や憩いの空間があり、環境性能に優れ、マンハッタンでは希少な車寄せと駐車場を備える。世界最大の資産運用会社のブラックロックの本社の入居も決まっている。
「ハドソンヤード」は、合計約11haの開発地に、5棟の最新鋭のオフィスビル、100以上のショップ、レストラン、約4,000戸の住宅、文化施設、学校、200室超の高級ホテル等、大規模再開発を計画。開発は、全米有数のディベロッパー「Related Companies」とカナダの大手不動産投資会社・ディベロッパー「Oxford Properties Group」が主導している。
同社は、「ハドソンヤード」内で、18年竣工の予定オフィス「(仮称)55ハドソンヤード」を両社と推進中で、約8割のテナントが内定している。「(仮称)50ハドソンヤード」は「(仮称)55ハドソンヤード」に続く、同社のグローバルポートフォリオにおける旗艦物件として位置付けている。
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