(一財)日本不動産研究所(JREI)は10日、「東京23区のマンション価格と賃料の中期予測」を公表した。同研究所が、アットホーム(株)とケン・コーポレーションのデータを基に分析している「住宅マーケットインデックス」のデータを活用。2016~20年および25年までの推移を予測した。
東京23区の新築・標準タイプ(専有面積40~80平方メートル)のマンション1平方メートル単価推移予測は、16年95万6,000円、17年97万円、18年97万6,000円、19年97万9,000円、20年98万円、25年94万4,000円となった。19年まで上昇が続くものの、上昇幅は次第に縮小し20年はほぼ横ばいに。21年以降は微減傾向で推移すると予測している。
1平方メートル当たりの賃料は16年3,267円、17年3,276円、18年3,290円、19年3,307円、20年3,326円、25年3,379円と、微増傾向が継続すると予測している。
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